先日、安岡正篤先生について発表をさせて頂きました。この様な機会を与えてくださった方々に感謝申し上げます。
本音を言えば、今回は非常に苦しみました。
人前で話をするＯＦＦ－ＪＴ（職場外訓練）の場では初めての経験ということもあったのですが、それは私の知っている事や得意分野等ではなく、私自身が“安岡正篤”という方を全く名前すら知らなかった事。いざ調べてみると、小難しい言葉ばかりで分かりにくいし、本人が著作された本だけでなく、安岡正篤先生に絡む本を探したら８０冊以上あった事と、数多くの素晴らしい言葉（哲学や教え）があった点です。
しかも、私とタイプが全く違う。私は人生において頭で考えるよりも体験（実戦）で動いて学んで来ました。だから哲学や理論だけでは、その人が行動が伴ってないと（行動で示していないと）どんなに素晴らしいと思う言葉でも興味が湧かない（感動できない）。簡単に言うと、西郷隆盛等、実際に動いて学んできた言葉（教え）だからこそ、胸を打たれ、興味を持ち尊敬の念さえ抱いております。言葉では言い表せないのですが、何か自分の中で違うんですね…。
またプライベートな時間から、３ヶ月で纏め上げて発表する行為は、安岡正篤先生を学んで来られた方に失礼甚だしい事でもあり、何だか申し訳ない気持ちがあったのも事実です。
こんな葛藤がありながらも、本番を迎え話をさせて頂いたのですが、話を聞いてもらうという事は、相手の時間を貰っている事に変わりは無いと私は思います。話を聞いてくださった方々にも感謝申し上げます。
今回改めて感じた事は、苦しい事程やり遂げた事は、言葉に表せない何とも言えぬ気持ちが数倍違いますね(笑)
人の知識は体験を通じ本物となります。また１回だけでなく、何度も繰り返す事で、名徳というものが見えてくる。これからも、素晴らしい体験をしていける様、励みたいと思います。
また社長から、この逆モノ講に入れて頂き私が感謝している事は、同い年でしかも学び始めた時期も同じくらいの方と出会えた事です。
写真を載せる為、名は伏せさせて頂きますが、知識・胆力全て彼が上。しかも私を魅了するものがあり、とても良い刺激を受けた事です。
人は色々な（人・本・言葉・体験等）出会いに出会います。しかし、この出会いとは自分のレベル以上の出会いはありません。
証拠に、自分以上のレベルの言葉に出会っても、それをキャチでません。人でも同じで、それが素晴らしい出会い（縁）になるかも知れないのに気づかなかったり、その出会いに感動感激（刺激）さえ受けないと思います。
そう考えると私も少しだけ成長していけてるのかなぁ…と感じました。これからも様々な出会いが感動・感激できるものとなれるよう、今までより、更にステージを上げていきたいと思います。
今回も沢山の方に支えられてやり遂げる事ができ、感謝です。
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